岩手大学教育学部附属小学校から、ドミノ体験のご依頼がありお打合せ。
(岩手大学教育学部附属小学校のHP https://www.edu.iwate-u.ac.jp/fusho/ )
ドミノ倒し体験で、
「試行錯誤を繰り返すことを通して直感的感性や創造的感性を育てたい」
スゴい事になっております。
ドミノいわての活動当初は、ドミノには「楽しさ」だけではなく、学習効果もあるのではないかと様々な観点でご提案をしていましたが、実際にこのような形で教育現場でお役に立つとは思っていませんでした。
今回は、これまでも実践してきた「30秒チャレンジ」をご提案。
「ドミノを倒して遊ぶ」だけではなく、「制限時間内にたくさんのドミノを倒すにはどうしたらよいか?」という課題を設定し、事前に練習時間を作り、トライ&エラーを繰り返して、グループで作戦を立てて取り組むという、かつてないロング企画に変化していきました!
実際は、新型コロナ感染症対策もあって活動を制限しながら、となったわけですが、無事に当日を迎えることができました。
(↑こういうのを、サラっと書いちゃう。うまいですよね~。)
ここでルールをおさらい。
①1m×1mのエリアに、30秒間ドミノを並べる
②並べたドミノの中から1つドミノを倒して、連続して倒れたドミノの数を競う
今回は、4名のグループを作ってもらい、各グループの結果を合算するクラス対抗戦になりました!!
小学校の廊下には、至るところに消毒液。しっかり手指消毒しましょうね。ドミノも添えていただいていました。ドミノ愛を感じます笑
3年生の教室に行ってみると、ドミノの特設会場が。カラフルにしっかりと準備いただいていました。
しかも、練習用に、廊下にも設置されていましたよ。休み時間を利用して、グループで練習していたそうです。
現場は、とても盛り上がっています!
会場は、各教室とホールに分散して。
さあ、いよいよスタートです!
30秒の本番の前に、2分間の準備&作戦タイムがあります。
各グループの準備は、こちら。
!?
!!!!!
!!!!!!!!!!!!!
どのチームもスゴすぎ る!!!! もはや、芸術。
こっちのチームは、別バージョン!!!!!!
小学生すごいです。試行錯誤の結果ですね。
開始前には、「よっしゃー! やるぞーー」と、気合十分(笑) いや、気合い入れすぎ感(笑)
そして、30秒がスタート!!
正方形のエリアの斜めを使って、直線でドミノを並べる作戦のようです。
こちらのチームも。
「できるだけたくさんのドミノを倒す」ためには、一番長く直線となる【対角線】にしようと、子どもたちがみんなで考えて取り組んでいたようです。
四角形の対角線について学習するのは4年生ですが、このドミノの活動で四角形の斜め(対角線)が長いという特徴に気付いたということですね~。
1辺=1mですので、2cmに1個並べるとして、およそ50個。
斜め作戦であれば、1.4mの直線で、70個は並べられそうです。
・・・そこまで考えていたかどうかは分かりませんが、とにかくチームで話し合って取り組んでいます。
やはり、もっと記録を伸ばすためには、直線ではダメ。
↑このように、どうにかして長くする必要がありますが、
「曲げる」となると、少々難易度が高いです。
このように、グループ4名でドミノを並べる際に、どこから、どのようにドミノを並べるのか、かなり試行錯誤したことでしょう。
最終的にドミノを繋げる必要があるので(直線ではなくても、連続的に倒れればOK)、バラバラに並べても記録は伸びない。
そして、この「30秒」という時間が絶妙。とにかく焦ります。
並べるテクニックだけではなく、レイアウトを考えて、役割分担。短時間でミスなく、が基本ですが、1個でも多く個数を最大化するために、ミスをしても、ドミノを並べ続けたり、協力したりする判断力も!!
「30秒チャレンジ」はよくできた遊びです(と思っています)
子どもたちは、
「大丈夫、大丈夫!」 とか「落ち着いて~~~」
お互いに声をかけながら、集中しています!
最後は、30秒かけて並べたドミノを、代表者が倒します。
1個だけ軽~~く、倒すだけなのに、ちょっとプレッシャー笑
そして、どこから倒すのかはチームで最後に決めますので、一番多く倒れそうなドミノを選びます。
↓この場合は、どこから倒しますか?
こういったところも、子どもたちみんなで相談していました。
クラス対抗で行った、「のびるカップ」ドミノ大会。
2組が、みごと優勝を勝ち取りました!!
勝因は、とにかくドミノを楽しんで、好きになったこと、とか。
ドミノを好きになりすぎて、お家でもドミノで遊んでいるようです~~(^^)
そんな子どもたちの楽しそうな様子を、短いですが、動画にまとめました。
またドミノやりましょう!!!
楽しい時間をありがとうございました。